朝のカレーパン

この年末は、荷物の多さもあって車で関西に移動した。

 

wifeが着物を着るために着物の小道具一式を持ち帰ったこともあるが、普段より荷物が多かった一番の理由は、なんといっても、それぞれが朝のウォーキングに使っているウエアやシューズの一式を持って移動したことだろう。

 

ここの所僕自身、どこに行くにも宿泊の際にはウォーキング用の荷物を一緒に持ち歩いていて、現地で歩くことが習慣のようになっている。

 

今回長い年末年始の間に、弟が現在フリースクールなどの場所に使っている以前の実家に年末と年始の2回泊まったのだが、いずれも朝、大和川の堤防沿いを1時間以上歩いた。

 

朝、大和川沿いを市役所の方に向かうと、真正面から受ける朝日の右手に、遠く二上山が見えることに初めて気づいた。

 

 

 

子供のころこの辺を何度も通ったことがあったと思うが、こんなに景色に恵まれた場所に住んでいると思ったことは一度もなかっただろう。

 

年齢を重ねて違う形で自分の古い町に出会うことで、まったく新たな発見があるのだと思う。

 

朝1時間半ほど歩いた帰りに、父が亡くなる前に母と朝よく行ったという喫茶店にwifeと2人で入った。

 

朝8時からというその小さな喫茶店のドアを開けると、年末の早朝にも関わらずすでに何組かの先客がいた。

 

モーニングの定番メニューの中からハムトーストサンドを選んで食べる。

どこにでもあるサンドイッチだったが、とても丁寧に作られていて野菜もみずみずしく、美味しかった。

 

今は父も母も亡く、弟夫婦だけが住む町ではあるが、また戻ってきたいと思った。

 

 

 

今日は年明けに横浜に戻って仕事を始めてから迎える2度目の日曜日。

 

朝試験監督に向かうwifeと別れて一人いつもの週末コースを歩いた。

 

ここの所週末には朝食事をせずに家を出、246近くまで歩いた後、高架下のパン屋の開店に合わせて朝食を食べに入る。

 

その店は土日だけ開業時間を1時間早くしていて、僕らもそれに合わせて土日だけウォーキングの帰りにその店に立ち寄り、そのまま店内でパンを食べることが習慣になった。

 

別に父母の真似がしたかったわけでも無いが、朝その店で食べるパンが出来立てでとても美味しいのだ。

 

どのパンも美味しいが、ここの所決まって食べているのはカレーパンとチリドッグ。

このまま聞くと朝食には重そうだが、全くそんなこともなく、気持ちよく完食できる。

 

店で食べる時にはコーヒーがサービスについているのがまた嬉しい。

朝パンを買ってそのまま店でまだ温かいパンを頬張っていると、じんわりと幸せな気持ちになる。

 

先週末に人間ドッグに行き、マロングラッセの被害にも合わず無事胃カメラも撮って、幾つかの検査結果についてはその場で説明もしてもらったのだが、γGPTの値が去年の200越えから50以下に下がっていた。

 

昨年の人間ドッグの結果を受け、5月から島根のN君の話を参考に朝のウォーキングを始め、平日は微アルコールビールに変更して週末だけワインを飲むようにお酒の飲み方もずいぶん変えた。

体重も3キロぐらい減少し、肝臓などの検査数値も改善しているので、これはもう続けるしかない。。

 

会社を立ち上げて2年近くたったが、今年はいろんな意味で節目の年になるだろう。

 

何とか飛躍ができるよう、前に進んでいきたいと思う。